教育目標

 教育目標
(1)学園の教育目標
檜原学園に学ぶ一人一人が、郷土檜原の誇りを胸に、9年間の学びを深め、持続可能な社会の創り手となり、希望に満ちた世界を創る人材(グローバル人材)となることを目指し、ここに檜原学園教育目標を定める。

「学びをつないで、持続可能な社会の創り手を育てる」

【学園訓】「つなぐ つなげる つながる。」

【檜原学園が目指す子供像】
○自ら学ぶ檜原の子供(知)
○明るく素直で、感性豊かな檜原の子供(徳)
○元気な体をつくる檜原の子供(体)
(2)本校の教育目標
檜原学園の教育目標を踏まえ、教職員と保護者、地域住民とが、理解と信頼を深め、温かな

人間関係を育み、自分を伸ばすための努力を積み重ねていける子を育成するために、次の3点を教育目標とする。

○ 進んで学ぶ子【学ぶ楽しさを知り、自ら学びに向かう子供(問題解決力)】

○ 思いやりのある子【自己肯定感を基に自他を大切にし、人間関係を形成していく子供(人間関係形成力)】

○ たくましく生きる子【強い意志をもち、何事においても最後まで努力し続ける子供(七転び八起の力)】

(3)本校の教育目標を達成するための基本方針
重視する資質・能力の育成を図り学校の教育目標を実現するために、次の基本方針を掲げ、カリキュラム・マネジメントの推進を図る。

ア 進んで学ぶ子:「問題解決力」を育成するために

①9年間の段階的な指導を通して、児童理解を深め、個に応じた指導に努め、基礎・基本の徹底を図り、更に思考力・表現力・判断力を高める教科指導等の充実を図る。

②自主的に「学びに向かう力(意欲・態度)」と、主体的に「学ぶ力(知識・理解・応用)」を育み、授業力を高め、よりよい授業を実践することで、確かな学力の向上を図る。

③「檜原村一貫教育基本計画第三期計画」に基づき、檜原学園9年間を通して子供をよりよく伸ばすため、一貫教育校としての教育活動を推進する。特に個の力を伸ばすための指導方法の工夫と改善に重点を置く。そのために、中学校教職員と連携し指導観を共有して研究授業に取り組み、子供たちの言語能力の向上を図る。

④中学校との連携を密にして教職員間の交流を深め、9年間を見通した系統的な指導計画づくりと指導の実践を図る。

⑤地域への誇りと郷土を愛する心を育むために、「ふるさと檜原」をテーマに檜原の自然や伝統文化等の教材化を進めて地域の方々に学ぶ機会を設定し、郷土檜原に誇りと愛着をもたせる。また、他地域との交流や校外学習を通して、檜原のよさを再認識する機会とする。

イ 思いやりのある子:「人間関係形成力」を育成するために

①人権教育プログラムや人権啓発資料「いのち」を活用し、人権を守ろうとする意識・意欲・態度を育み、自己有用感・自己肯定感を高め、温かい人間関係と社会性を育む。

②教育活動全体を通して、道徳教育・キャリア教育を推進し、社会の一員としての資質を培い、社会性を育むために心の教育の充実を図る。

③檜原村特別支援教育推進要項に基づき関係諸機関との連携を密にし、インクルーシブ教育の理念をふまえ、合理的配慮の推進に努め、一人一人を大切にする教育活動の実践を通して特別支援教育の充実を図る。

ウ たくましく生きる子:「七転び八起の力」を育成するために

①体力の向上を目指して体育的活動を計画的に行い心身共に健康で粘り強い児童を育成する。

②健康や体力に関する意識を高め、健やかな成長を育むために保健・食育・体育の指導の充実を図る。

③自身を守る知識や技能、他者や地域の安全に貢献できる資質や能力の育成、基本的な生活習慣の確立を図る指導を充実する。

④自己を肯定し、自らの目標をもって、自らのベストを目指す意欲と態度を備えた人間の育成を図る。

⑤運動の機会を確立し、児童がスポーツに親しみ、知・徳・体の調和のとれた人間の育成
を図る。

エ 学校の教育目標の達成に向けたその他の事項

①互いの良さに学び、互いに支援し合いながら、よりよい教育活動の創造に努め、カリキュラム・マネジメントを確立し、学校力の向上を図る。

②教職員間の相互理解を深め、檜原学園9年間を見通した計画的、継続的な教育活動の充実を図る。

③小規模校のよさを生かし、効率的な運営組織や運営方法を確立する。

④情報提供に努め、学校の教育活動への理解を深めるとともに、家庭・地域の教育力向上を目指して啓発に努める。

⑤PTAや地域の活動に積極的に協力することを通して、学校への理解を深める。

 
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