1.3年生 「魚について」~冬においしい魚と栄養~
☆魚にはいろんな種類がある
①「鰤」・・・関東では、ワカシ→イナダ→ワラサ→鰤、というように、関西では…モジャコ→ワカナ→ツバス→ハマチ→メジロ→鰤、大きくなるにつれて名前が変わっていく出世魚です。関西ではお正月に食べる魚としても有名です。そういえば私も毎年の年末はお正月のための鰤の照り焼きをつくる係だったのを思い出しました。 |
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②「鰆」・・・春という漢字が入っているように、関西では、「春を告げる魚」と言われています。しかし、関東では実は今が旬の時期なのだとか。 | |
③「鱈」・・・貪欲にエサを求める姿や、お腹が大きく膨れた姿から、「鱈腹」と言う言葉もできたそうです。
④「鰈」・・・生まれたときは両側に目がありますが、成長するにつれて顔が片側に寄っていきます。 ⑤「鰊」・・・昔、関東では年貢として納められるほどよくとれていた魚です。「鯡」とも書き、「魚に非ず、海の米なり」と言う言葉もあったそうです。 さて、5つの魚の漢字を全部読めましたか?正解は、①「ぶり」②「さわら」③「たら」④「かれい」⑤「にしん」でした。漢字が分かってから説明を読むと、聞いたことのあるエピソードも多いのではないでしょうか? ☆魚に含まれる「脂肪酸」 魚には2種類の脂肪酸が含まれています。 ①DHA ・・・摂取すると脳の働きが活発になります。 ②EPA ・・・最近では血液をさらさらにするための薬にも含まれている栄養素です。 |
2年生 「お正月の料理を知ろう」
☆おせち料理の名前の由来
おせち料理は、「節日」に食べる料理と言うところから名前がついています。節日とは、季節の変わり目の日のことを指します。 ☆おせち料理のお重は何段? お重の数はおうちで出るのは2段~3段が多いのではないかと思います。しかし、正式なお重の数は、食べ物が入った4段と、何も入っていない1段の計5段だそうです。なぜ何も入っていない5段目をつけるのかというと、空のお重に神様から、福をいっぱいつめてもらうためだといわれています。 ☆おせちに入っている料理は運気を高める 一つ一つの料理にはそれぞれ願いが込められています。例えば黒豆は、まめまめしく働く、数の子は子孫繁栄など、食べ物の名前に由来することが多いです。しかし、中には食べ物の名前からは想像しづらい由来のある食べ物もあります。 ●田作り・・・田作りと言う名前から、魚にはなかなか結びつきません。この料理で使う魚は「カタクチイワシ」といい、田植えをする際の肥料としても使われる魚でした。そこで、「米がたくさんとれますように」という願いを込め、この名前がつけられたそうです。 |
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●伊達巻・・・巻物の形をしていることから、知恵を得られるようにと「学業成就」の願いが込められています。なぜ伊達巻きかというと、伊達という言葉はおしゃれという意味があり、華やかな黄色の見た目からその名前がつきました。 |