校長室より |
第22代校長 中村 祐子
◆ 校長挨拶 |
ご 挨 拶
校長 中村 祐子
東京都の西部にあり山梨県や神奈川県と県境を有する檜原村は、東京都では陸続きで唯一の村です。村のほとんどが関東山地の秩父多摩甲斐国立公園に含まれており、多摩川の支流である秋川上流の周辺に村があります。村の93%が林野におおわれ、豊かな自然に囲まれており、村の中心には日本の滝百選にも選ばれた「払沢の滝」があります。
JRの武蔵五日市駅からバスで15分ほどいったところにある檜原中学校は、村内唯一の中学校で、令和6年度の本校の生徒数は全校で23名です。教育目標は、「学び考える人 心の豊かな人 たくましい人」です。私たちは、生涯を通じて学び続け、多くの人と関わり、身体を鍛えて心身ともに成長していきます。生徒たちは、様々な体験を通して多くのことを学んでいます。そして、学習をはじめとして一人一人に寄り添った、きめ細やかな指導が実践できています。
平成23年度から<檜原学園>を開園し、檜原小学校と小中一貫教育をスタートして今年で14年目を迎えました。児童・生徒の生きる力の育成を図るために、小中共通の考えのもとに義務教育9年間を通して、系統性・連続性を意識した教育を行っています。令和3年度には次のような学園目標と学園訓を設定しました。
<檜原学園教育目標>
檜原学園に学ぶ一人一人が、郷土檜原の誇りを胸に、9年間の学びを深め、持続可能な社会の創り手となり、希望に満ちた世界を創る人材(グローバル人材)となることを目指し、ここに檜原学園教育目標を定める。
「学びをつないで、持続可能な社会の創り手を育てる」
<学園訓>
「つなぐ つなげる つながる」
各教科の指導交流、運動会・マラソン大会といった合同行事等、活発に取り組んでいます。校舎こそ別々での一貫教育ではありますが、教員同士が交流を深め、小中学校の教員が校舎を行き来しています。「つなごう未来の檜原プロジェクト」では、目指す児童生徒像を檜原村について知り、深く理解し、檜原の今と未来に貢献できる子どもとしています。探究学習、檜原メソッドを実践しています。