★★食育だより 10月号★★

1年生 「世界で食べられているビックリ食」

栄養士の小池さんは、世界中のいろんな国でその国特有の食事に触れてきました。その中で、世界のビックリ食をランキング形式で紹介してくださいました。
1位・・・ベトナム、ホビロン ホビロンは、一見すると普通のゆで卵です。しかし、殻をむいてみると、羽化する寸前のアヒルが入っているとのこと!

2位・・・台湾、臭豆腐  台湾の夜市の定番料理だそうですが、「臭」豆腐という名前の通り、とにかくにおいが独特です。日本のくさやをベースにしたソースを豆腐に塗った料理です。

3位・・・チベット自治区、バター茶  ヤギのバターをお茶に入れてかくはんしたお茶を、1日に何回も飲むのだとか。甘そうに見えて、実はしょっぱいそうです。
4位・・・中国四川省、麻婆豆腐  唐辛子のたくさん入った真っ赤なスープに山椒が追加され、「辛い」を通り越して、「痛い!!」という感想が出るくらいの味だそうです。
5位・・・デンマーク、ライスプディング  クリスマスに食べる料理で、お米を甘くしたミルクで煮込んで作ります。お米と牛乳と砂糖の組み合わせは、日本ではあまり見かけませんね。

6位・・・チェコ、鯉のフライ  こちらもクリスマスに食べるものです。鯉といえば、日本では鑑賞することが多い魚ですが、チェコではクリスマスに食べるそうです。

2年生 「食品ロスを減らそう」

食品ロスとは、食べ残し、期限切れ、売れ残り、食材の余りなど、食べられないままゴミとして捨てられてしまう食品のことです。
食品ロスの量は、年間612万トンにも及びます。ユニセフによって貧しい国々に援助される食品の量は約400万トンで、食べ物がなく飢えている人に与えられる量よりも多くの量が廃棄されている現実があります。私たちが食品ロスを減らすことで、世界中の人々が満足にご飯を食べられるようになるかもしれません。

食品ロスのうちの半分は家庭より排出されます。1人分に換算すると、1日あたり、おにぎり1個分程度になるそうです!

☆食品ロス削減の3つの工夫

その一「買い過ぎず・使い切る・食べきる」

その二「賞味期限・消費期限を意識しよう!」

その三「外食での食べ残しに注意」

3年生 「世界の食事マナー」

諸外国の食事マナー

*イタリア:ピザはシェアせず、フォークとナイフで食べます。

*フランス:ゆっくり時間をかけ、会話を楽しみながら食べます。

*イギリス:使っていない方の手は膝の上に置きます。

*インド:肘をついて右手で食べます。インド米はパラパラなので、手でおかずとまとめながら食べます。

*タイ:フォークとスプーンを使います。フォークは突き刺すのには使わず、取り分けに使います。

✿日本ではない国で食事をとる機会がいつかやってくるかもしれません。国によってマナーが違うことを心に留めておきましょう。そして、他の人の食事や文化、習慣を理解することが大切です。