あいさつ

学校長より


 奥多摩町は、東京都の最北西端に位置し、全域が秩父多摩甲斐国立公園に含まれ、東京の奥庭として親しまれています。面積は225.53平方㎞と全都の一割を占め、その94%が森林、巨樹数は全国一と言われています。町内には、東京都の最高峰である2017mの雲取山を始め、三頭山、御前山、川乗山など、登山客に人気の高い山が多くあります。

 町の西から東へは多摩川が貫流しており、カヌーやラフティングなどを楽しむ観光客も多くいます。動植物の種類も豊富で、動物では町の鳥であるヤマドリの他、サルやシカ、イノシシ、タヌキ、テン、カモシカ等の他多数、植物も町の花であるミツバツツジの他、ニリンソウ、カタクリ、ユキノシタ等、数多く見られます。特産物としては、ワサビやシイタケ、奥多摩やまめ等があります。

 これらの豊かな自然を生かして、古里小学校では、総合的な学習の時間を中心に、ワサビの植え付けや収穫、シイタケ栽培、山登り遠足など、奥多摩の自然や人材を活用した数々の体験学習を行っています(体験のシャワー)。子供たちには、この豊かな自然を十分に味わいながら伸び伸びと学習し、自分たちの故郷である奥多摩を誇りに思い、将来町内外において活躍する人間になってほしいと願っています。

 本校の教育につきましては、『学校経営計画』をご覧ください。

奥多摩イメージキャラクター「わさびー」

校長 乙津 秀敏