集団生活を送る際に、その子がもつ個性や感性、自己表現方法や生活のペースなどが原因で困難さを感じている子どもを対象に、特別支援教室『あおぞら』で、課題に応じた指導を実施しています。
アイロンビーズを通して微細運動のトレーニング
指導を通して課題を克服し、特別支援教室を退室した子が、通常の学級の中で力を発揮し活躍をしている事例がたくさんあります。
また、特別支援教室担当教員による、通常学級での理解教育も実施しています。
実際の指導を体験させながら、特別支援教室の目的を、子どもにも分かるように説明しています。
「得意なことと苦手なことがあるのは、特別なことではなく、誰もがそうであること。」
「人はそれぞれ違う能力や才能をもっていて、自分のペースで成長していっていることを尊重して欲しい。」
特別支援教育を、子どもの身近なところで実施していることで、お互いを尊重する心情を育てることもねらっています。