児童がそれぞれの課題に対して、自分のペースで着実に学習に取り組む、「個別最適な学習」の必要性が言われています。
本校では、「個別最適な学習」を実現するための指導方法を教員が学び実践していく中で、町から貸与されている、学習用タブレット型端末の有効利用を進めています。
図画工作科の時間に、3年生は教師が作成したネットフォームに、学習の振り返りを記入しています。
時間を掛けずに自分の学習を確認することができ、負担が少ないことから、次回の学習プランを立てる時間を十分に確保できるようになりました。
指導者にとっても大きなメリットがあり、児童のネットフォームを通じた学習振り返りを通じて、学級全体の学習状況を容易に把握できるようになりました。
その結果、指導と評価を一体化し、効果的に授業づくりを進めることができるようになりました。
6年生の算数の時間、知識を定着させるための習熟問題に取り組んでいる様子です。
教科書やドリル帳に加えて、児童の現在の課題に合わせた問題が出題されるウェブドリルも活用することで、効果的に習熟問題に取り組んでいます。
問題を解いた後、即座に答え合わせが行われるため、理解が不十分な場合には何度も問題に取り組むことができます。
知識・技能の定着に近道がないことは今も昔も変わりませんが、新しい問題解決方法を取り入れ、繰り返し取り組むことで定着を図っています。