3年生は社会科の学習で、奥多摩町の農業について学んでいます。
今日は、奥多摩で昔から取り組まれているわさび栽培の学習で、わさび農家のお仕事を見学させていただきました。
学校の裏手をしばらく歩くと、うっそうとした山道になりました。
薄暗い山の中に、本当にわさびを育てている所があるのかな、と3年生が不安に思っていると、奥の方から川のせせらぎの音が聞こえてきました。
山の中のわさび田を見付けると、3年生の子たちが歓声を上げました。
今日は奥多摩も猛暑日だったのですが、わさび田の周りはとても涼しいことに気付き、わさびを育てる環境について考えるきっかけになりました。
わさび農家の方は、わさび栽培について詳しく説明してくださいました。
さらに、実際の作業を見せていただき、手作業での栽培の大変さを実感しました。
「一番大変な作業は何ですか。」「わさびを育ててうれしいことは何ですか。」「わさびにはいろいろな種類があるのですか。」など、知りたいことをたくさん教えてもらいました。
今回の見学を通じて、奥多摩の農業についてまとめ、その長所と課題について考えていく予定です。