6年生は理科の時間に、実験や観察の結果から結論を導くための考察の方法として、事象の共通点を見付けて結論に導く帰納的思考、事象を関連付けて結論を導く演繹的思考について学びました。
今までに学習したことから、具体的な事例を使って考えました。小学校段階では、帰納・演繹という言葉は用いませんが、考察段階で矛盾なく順序立てて考えたり、体系的に整理して考えたりすることを習慣付けられればと、指導しています。
小学校の理科では、結論は「自然のきまり」と分かりやすい言葉で定義することや、帰納・演繹的な思考方法を身に着けさせることで、小学校段階でも実験や観察から「自然のきまり」に結びつける考察ができるようになります。