いろいろ試してよりよい表現を見付ける

5年生は図工の時間に、段ボールを題材に造形活動に取り組んでいます。

今日は、切ったり、折ったり、丸めたり、水に濡らしたりして、段ボールの形を変えようと試行錯誤を重ねました。

初めは、それぞれが思い思いの方法を試して、段ボールの形を変えました。

授業の途中で一度手を止めて、それまでに見付けた方法を、クラスの友達に発表しました。

発表を聞いてよい方法だと思ったことを、積極的に取り入れることで、表現の幅が大きく広がっていました。

新しい表現を見付けたことで、自分が作りたい作品のイメージが大きく膨らんだようです。

正直は誰のためなのか

4年生は道徳の時間に、将棋でズルをして勝った少年のことを題材に、正直・誠実について考えました。

ズルを決意するときの少年の心情を考えるにあたって、二人組になって「天使の心」と「悪魔の心」に役割を分けて考えました。

両方の気持ちが考えられたことからも、誰もがずるをする気持ちになることがあると知りました。

そして、ズルをしていい結果になったとしても、決して気持ちよくはないということも今日の授業を通して感じていました。

礼儀正しさとは

6年生は道徳の時間に、剣道に励んでいる少年が、試合に負けて不貞腐れた態度をとった際に、厳しく指導された話を基に、「礼儀」について考えました。

「礼儀正しくすることはよいこと」であると頭で分かっていても、そうできないときがある。試合に負けて悔しがる少年の気持ちが、6年生にもよく理解できるので、そのジレンマを自分ごととして考えていました。

間もなく卒業を迎え、一歩大人の世界に近付く中、大切なことを考える時間になりました。