本物に触れる授業

東京都のアスリート派遣事業で、2012年ロンドンオリンピックの女子バレーボールで銅メダルを獲得した、大友愛先生を講師にお招きしました。

まずは、全校児童で大友先生の講演を聞きました。

先生とのトークショー形式で進めましたが、終始明るい雰囲気で会話が弾みました。

オリンピックに出場し、大変なこともたくさんあったようですが、つらさや苦しさを感じさせない話に、児童も引き込まれていました。

大友先生は、「こういうプレーをやってみたい。」「あんなことを試合の中でやるぞ。」という小さい目標をたくさん考えて、それを一つ一つ達成していったら、オリンピック出場、メダル獲得という大きな成果を出すことができたと教えてくれました。

講演の後、大友先生が実際にバレーボールをしている様子を見せてもらいました。

軽いボールでしたが、とても鋭いスパイクが放たれて、代表で前に出た先生はボールに触れるのも大変そうでした。

1年生と2年生の希望者がレシーブのやり方を教えてもらい、実際に全校の前でやってみました。

前に出た児童は上手に返すことができ、大友先生にたくさん褒めてもらいました。

後半は、中学年と高学年の児童に実技指導をしてもらいました。

一緒になって体を動かしながら、分かりやすくアドバイスをもらえたので、ボールを打つことが上手になりました。

授業の終わりを告げられると、「もっとやりたい。」という発言が多く聞かれました。

最後に今日の感想を発表し、感謝の言葉を伝えました。

お別れの際には、ロンドンオリンピックの銅メダルを触らせてもらいました。

子どもたちにとって、忘れられない1日になりました。